髪を綺麗に保ちたいけど、美容室に行く時間を作ったり、お金もそこまでかけれないのよね。どうしたら良い?
ご質問ありがとうございます!結論から言いますと、
日常のちょっとした習慣を変えるだけで美髪へ近づけます!
もちろん美容室専売品のシャンプーを使ったり、定期的に美容室でカットやトリートメントでケアすることも大事ですが…
私が実際にサロンワーク中にお客様からご質問いただいたので、一つずつポイントを解説します!
私たちの髪は、肌と同じで周りの影響を受け、日々変化しています。
主なダメージの要因は、熱、紫外線、摩擦、カラー剤などのアルカリ、の4つです。
日本化粧品検定2級テキスト引用
日頃どのようにダメージを減らしケアをするのか、見ていきましょう!
【髪を濡らす前に】ブラッシングをしよう!
ブラッシングとは?ブラシを使って髪をとかすこと。
からんだまま髪を濡らし、シャンプーをすると抜け毛や切れ毛の原因になります。
ブラッシングをすることで、髪の絡まりを解消でき、さらに汚れも浮きやすくなり、血行も良くなるメリットがあります。
コームではなく、このように目の粗い柔らかいブラシがおすすめです♪
【シャンプーの前に】しっかりと髪をぬらそう!
汚れが浮きやすくなり、取れやすくなります。
頭皮と髪をしっかり濡らすことでシャンプーの泡立ちもよくなり、髪同士の摩擦を防ぐこともできます。
【意外とできない】シャンプーは指の腹をつかおう!
爪を立ててしまうと頭皮が傷ついてしまう可能性があります。
抜け毛が多かったり、赤くなってしまってる方が多く見られます。
「爪を立てた方がスッキリする!」「爪を立てないと洗った感じがしない』と思われている方がほとんどですが、慣れるまで根気よく続けましょう。
髪を美しくキープするためには、健康な頭皮を維持する必要がありますので、指の腹を使いマッサージをするように意識すると良いです!
【誰も教えてくれない】トリートメントは毛先を中心につける!
洗い流すトリートメント(またはリンス・コンディショナー)は頭皮にはつけず、中間〜毛先にかけてつけましょう!
製品にもよりますがトリートメントやリンス、コンディショナーには、髪の表面をコーティングをするものもあり、頭皮につくとかゆみが出てしまったり、発疹ができてしまったりなど、頭皮トラブルの原因になります。
【乾かす前に】ダメージ毛はトリートメントがマスト!
ドライヤーの熱からも髪を守ってくれます。
髪のダメージがある方は、髪が乾燥しやすく広がりやすいので、乾かす前に洗い流さないトリートメントをつけましょう!指通りが良くなり、頭皮用ではない限り、洗い流さないトリートメントは中間〜毛先につけましょう!
【とっても大事】髪をしっかり乾かそう!
水分を含んだ髪は、ダメージを受けやすい状態です。
その状態で引っ張ったり、枕に擦れたりすると髪がいたんでしまいます。
(実際に枕に擦れる部分だけが過度にいたんでいるお客様も多いです)
今では熱くないドライヤーもありますが、普通のドライヤーは15cm程度離して乾かしましょう!
熱によるダメージで髪がかたくなりやすく、いたんでしまいます。
髪を乾かした後は、ブラッシングをして仕上げで洗い流さないトリートメントをつけると、指通りが良くなり、ツヤがでるのでオススメです♪
髪の表面はドライヤーの風が当たりやすく乾燥しやすいので、内側から乾かしましょう!
【お肌と一緒!】頭皮や髪も紫外線対策をしよう!
これはとっても大事です!
ヘアカラーをされている方で、頭頂部の髪色がピカピカと色落ちをしてしまっている方も少なくありません。
またほとんどと言っていいほど、頭皮が日焼けしている方が多いのです!
頭皮が日焼けしてしまうと、正常な髪の成長を妨げてしまい、薄毛や抜け毛の原因となってしまいます。よくある頭皮トラブルは、紫外線によって乾燥しかゆみが出てしまったり、潤わそうと皮脂の分泌が過多になります。
では、どのように対策をしたら良いのでしょうか?
- 頭皮用の日焼け止めスプレーやクリームを塗る!
- 帽子を被るようにする!(シーンによってできない方は日傘をする)
- タンパク質やビタミンをバランス良く食事に取り入れよう!
- 睡眠をしっかり摂ろう!
カラーリングやパーマ施術の周期を美容師と相談しよう!
ヘアカラーやパーマをかけている方は、周期を美容師さんと相談することが大事です!
現在では酸性の薬剤もありますが、ほとんどがアルカリ性なのでノーダメージというわけではありません。
トリートメントを一緒に施術して手触りが良くなり、ツヤも出て髪がいたんでいないような感じがしても、化学反応を起こして髪を染め、パーマをかけているので少なからずダメージがあります。
髪は、1ヶ月に約1cm伸びると言われており、根本がのびてくると気になってカラーしたくなりますよね!
今では、のびた分だけカラーをしたり矯正をかけたりでき、ダメージを最小限に抑えることもできるので、ぜひ相談しましょう!
まとめ
いかがでしたか?
髪は肌と同じで、とても繊細であることがわかったかと思います。
高額なお金をかけるよりも、まずは日頃から気をつけるポイントが沢山あるのです。
とはいえ、一人ひとりの髪の状態は違いますので、美容師さんに相談し見極めてもらうのも一つの手です!
みなさんの美容ライフに少しでも参考になれば嬉しいです!
最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました!