MENU
yuu
美容師 ブロガー
美容師、Hair Make歴10年以上。
お仕事をしながら家事に奮闘するアラサーです。
幼少期から髪にコンプレックスがあり、自分だけでなく、より多くの方の悩みに応えたい!と決意し美容師に。コロナ禍のすきま時間でブログを開設。
今までの経験をもとに、日々記事を更新中!
美容師国家資格、日本化粧品検定2級、日本メイクアップ技術検定3級、色彩検定3級、ネイリスト検定3級

【分かりやすく解説!】美容液ってなに?

美容液を使った方が良いことは分かるけど、そもそも美容液ってなに?

ご質問ありがとうございます!

この記事では、サロンワーク中にお客様から実際にご質問いただいた内容について分かりやすく解説します!

そもそも美容液とは何なのか?どんなものがあるのか、見ていきましょう!

目次

【意外と知らない】美容液っていったい何なの?

美容液とは、基礎化粧品の一つです。

日本化粧品検定2級テキスト引用

(※基礎化粧品…肌を健やかに整えて保つ化粧品のこと。洗顔や化粧水、クリームなどが該当します。)

化粧水と異なり粘度があるもの。保湿機能やエモリエント機能を持つものと定義されています。

保湿だけでなく、美白効果やシワ改善などの訴求成分が濃縮されて配合しています。

効果や効能のある付加価値の高い化粧品を指しています。

化粧水と比べると、高価なものが多くテクスチャーもトロっとした粘性が高いものから、ジェルっぽいものもあります。

【3タイプ別】どんな美容液があるの?

私たちが何気なく選んでいる美容液ですが、実は主に3タイプあります。

➀部分別美容液

➁肌悩み別の美容液

③使用用途別の美容液

それぞれ解説していきます!

部分別美容液

部分的に使う美容液のことを指します。

(例)目元用美容液、首のシワ用美容液、スポット用美容液など

目元美容液は、目元の保湿をするだけでなく、乾燥小ジワやくすみをケアするような成分が多く含まれている製品も多いです。

肌悩み別の美容液

悩み別に使う美容液のことを指します。

(例)美白美容液、毛穴ケア美容液、保湿美容液など

美白美容液は、メラニンの生成を抑えるアルブチンやメラニン色素を薄くするビタミンCが多く配合されています。このように、自分の悩みに合わせて選ぶことができます。

用途別美容液

用途に合わせて使う美容液のことを指します。

(例)導入美容液、紫外線防止美容液、化粧下地美容液

紫外線防止美容液(日焼け止め美容液)は、UVカット効果とスキンケア成分の両方がある美容液のことです。

種類があるなんて知らなかった!いつも何となく選んでた!

そうなんです!美容液とは何か?と聞いても「肌に良いもの」「高級なもの」と漠然としか答えられない方が多いんです!実は種類があり、何となくイメージがついたのではないでしょうか。

美容液っていつ使うの?

美容液を使うタイミングについてもよくご質問をいただきます!

使用している美容液にもよりますが、正しい手順を知ることで美容液の効果をより実感できます。

では基本的な手順について、見ていきましょう!

STEP

洗顔)

拭き取り化粧水・スクラブなど

STEP

収れん化粧水・オイル美容液美容液

STEP

STEP

目元用クリーム

日焼け止め・化粧下地

※メーカーや製品によって、乳液、化粧水、美容液を重ねる順番が違う場合もあります。

【今知っておきたい!】注目の美容液成分!

SNSなどでよく聞く美容成分について、こちらにまとめたいと思います。

化粧品を選んでいる際に、パッケージに「○○成分配合!」と記載されていても、なんぞや?と思うことも多いですよね!少しでも参考になると嬉しいです。

幹細胞

私たちの血液や皮膚などは、常に新しいものへ入れ替わり続けています。その組織を健やかに保つために失った細胞を再生して補填するという力を持っている細胞のことを幹細胞と言います。

特にアンチエイジングに期待されており、美容効果があると注目されています。

肌には2つの幹細胞が存在します。

1つは表皮に存在する表皮幹細胞で、ターンオーバーに重要な役割を果たしています。

2つ目は真皮に存在する真皮幹細胞で、繊維芽細胞を増生します。コラーゲンやヒアルロン酸などが増え、肌に弾力が復活します。

幹細胞がそのままコスメに使われるのではなく、培養液から抽出した成分を使用しています。

ナイアシンアミド

ビタミンB群の一種で、皮膚や粘膜を健やかに保ち、血行促進作用があります。

メラニンの生成を抑えて、シミを防ぐ美白効果コラーゲンの生成を促進してシワ改善効果も期待されています。

(※厚生労働省にシワ改善の有効成分として承認されています。)

その他、保湿効果鎮静効果もあり、ニキビの予防で使用される方も多くいます。

レチノール

ビタミンAの一種で、多くの美容効果が得られます。

特にエイジングケアに注目されており、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進しシワ改善効果があります。

シミやニキビ、毛穴の開きにも効果的だということで、美容液だけでなく化粧水や乳液にも使用されます。

セラミド

皮膚の角層の中は、細胞が何層にも重なっています。その細胞同士の隙間を満たしているのが、セラミドです。

セラミドは、角層から水分が蒸散するのを防ぎ、水分を保持しています。

また、外部刺激から肌を守ったり、ウイルス・アレルゲンが体内に侵入するのを防ぐバリア機能もあります。

セラミドが不足すると、乾燥肌や敏感肌になったり、肌荒れを繰り返してしまいますので大事な成分の1つなのです。

まとめ

ただ漠然と美容液を選んで使うよりも、美容液について理解を深め、正しい使い方をすることで、自分に合うもの合わないものを把握して、より効果的に使えるようになればと思います。

私自身、アラサーということもあり、2023年お客様とお話ししていて30代に多い悩みが、ダントツでシワたるみでした。今回の美容液の成分についても参考になれば嬉しいです。

実際に美容師をしている中でお客様からいただいた質問をもとに美容記事を書いています。

よろしければ、ぜひその他の記事もご覧ください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

美容師、Hair Make歴10年以上。
お仕事をしながら家事に奮闘するアラサーです。
幼少期から髪にコンプレックスがあり、自分だけでなく、より多くの方の悩みに応えたい!と決意し美容師に。コロナ禍のすきま時間でブログを開設。
美容師国家資格、日本化粧品検定2級、日本メイクアップ技術検定3級、色彩検定3級、ネイリスト検定3級

目次