今まで使っていた化粧水が、肌に合わなくなったような気がする…。自分に合う化粧水がわからない!
皆さんも、このような体験はありませんか?
今までずっと愛用していた化粧水が急に肌に合わないように感じたり、使用感がイマイチに感じたり。
季節の変化はもちろん、年齢を重ねるとともに肌も変化しており、よくあることなのです。
私が実際にお客様からよく質問をいただく内容をもとに、化粧水について詳しく解説します!
【今さら聞けない?】そもそも化粧水とは?
化粧水は、水分を与えて潤いのある肌にしてくれます。
洗顔後の肌は、時間とともに水分が蒸発しています。
例えば、冬場にお湯で皿洗いをすると手に肌のつっぱりを感じたり、カサカサしませんか?そういった時、ハンドクリームをつけて油分を補いますよね!
私たちの肌は、常に乾燥や紫外線、ほこりなどの刺激にさらされています。日頃からケアをすることで肌トラブルを減らすことができ、若々しく見えたりメイクのりも良くなったり、嬉しいことばかりなのです。
洗顔後は、どんどん水分が蒸発していく状態なのね!だから乾燥を感じるのかぁ。
そうなのです!洗顔後は、特に水分が蒸発していくと覚えておきましょう!
美容家さんたちが急いで化粧水を塗るのはそういった理由があるからです。
化粧水を構成する成分は、精製水・水溶性成分(アルコールや保湿剤など)です。
日本化粧品検定2級テキスト引用
今では、ニキビができにくくなる化粧水や美白などの訴求成分が配合された化粧水も多く販売されていますので、自分が求めている化粧水を手軽に選びやすくなりましたね!
では、さっそくどんな化粧水があるか見てみましょう!
【購入する前に知っておきたい!】化粧水の種類
ドラッグストアに行くと、〇〇化粧水、△△化粧水、といったように沢山の化粧水が並び、『何がどう違うの?』と困った方もいるのではないでしょうか。
私自身も美容業界に入る前はその一人で、店頭でググってしまったこともあります!笑 購入するからには、自分に合うものを使いたいですし、何より失敗したくないですよね!
ここでは初心者にもわかりやすく区別してみましたので、みていきましょう!
主に4つタイプがあります。
➀導入化粧水(ブースター) 洗顔後に使用することで肌を柔らかくし、その後につける化粧水の浸透と保湿力を高めてくれます。皮脂の多い肌は水性の化粧水が浸透しにくい場合があるため、導入化粧水で解消する方も多くいます。
➁ふきとり化粧水 クレンジング後の油分の拭き取りに使用したり、余分な角質を取り除くために使用します。界面活性剤やエタノールを多く配合しているので、毛穴汚れが気になる方、肌のザラつきをなくしたい時にもオススメです。
③収れん化粧水 毛穴を引き締めたり、皮脂の分泌を抑えながら保湿してくれます。アルコールを多く配合しているので、脂性肌やTゾーン部分にオススメです。敏感肌の方で少しスースーするような清涼感を感じる方もいます。
④柔軟化粧水 肌に水分を与え、みずみずしく潤いのある肌にしてくれます。高保湿化粧水と記載しているメーカーも多くあります。とろっとした質感のもの、サラサラと水っぽいテクスチャーのものもあります。
こんなに種類があったなんて知らなかった!一人ひとり肌の調子が違うから、種類があって当然よね!
そうなんです!いくらネットやテレビで話題の化粧水でも、使う人によって肌に合わなかったりもします。それぞれの特徴を理解し、テスターやサンプルで試してから購入するのも良いですよね!
最近では、ドラッグストアでも敏感肌向け〜、乾燥肌向け〜といったように記載がある商品も多いから選びやすくなったのではないでしょうか。では、次に化粧水のつけ方を見ていきましょう!
【化粧水のつけ方別】メリット・デメリット
多くの美容家さんたちで賛否両論なのが、化粧水は手でつけるか?コットンでつけるか?問題です。
人によって、意見が違うので困惑する方も多いのではないでしょうか。
それぞれのメリット、デメリットをまとめましたので、特徴を理解し自分に合った方法を選ぶきっかけになれば嬉しいです。
➀手
洗顔後に適量(500円玉大程度)を手にとり、すばやく肌になじませる。
➁コットン
洗顔後、コットンに適量(コットンがヒタヒタになるまで)をとり、肌にすべらせる。
またはコットンパックをする。
美容家さんによって考え方も言ってることも違くて正解が分からなかったけど、自分に合った方法を見つけてみるね!
そうですね!どちらの方法も正解なので、それぞれの注意点に気をつければ問題ないんです!
今では、メーカーさんから直々に『この製品の使い方は〜』と記載されている場合もあります!例えば、一般的に化粧水後に美容液を塗りますが、あるメーカーでは美容液が先の場合もあります。
購入した化粧水の使い方がパッケージに記載されているので、使用前にチェックしましょう!
【よく質問される!】化粧水の勘違い行動⚠︎
デパコスで買った化粧水がもったいなくて、コットンに少量だけつけてチビチビ使っている!
☞お気持ちとてもわかります!私も過去にそうしていました!笑
コットンを使わず、手でつけてみてはどうでしょうか?その方がコットンより、ごく少量で全顔のせれます。
ヒタヒタに化粧水を含んでいないコットンはかえって肌を傷つけてしまいますし、水分は少ない方へ移動する性質があるため、コットンが肌の水分を奪ってしまうことも。せっかくの高級化粧水の効果が半減してしまうかもしれません。
顔につけてすぐに肌がサラッとする化粧水は、肌への浸透力が高い!
☞実際に浸透しているとは限らないです!アルコールが多く配合されている化粧水は、揮発するためすぐにサラッとします。使用感だけで浸透力が高いかは、わからないのです。
スキンケアに時間をかければかけるほど肌に良いので、フェイスパックしたまま寝ている!
☞スキンケア内容にもよりますが、必ずしも時間をかければ良いとは限りません。例えばですが、美顔器でケアしたり、フェイスパックをしたり、蒸気をあてたり等すると15分くらいはかかってしまいますよね!美顔器や蒸気を長くやりすぎても、かえって刺激になり肌トラブルの原因にもなります。フェイスパックもメーカーが推奨している時間以上に使うと、潤うどころか乾燥してしまいます。やりすぎも良くないのです。
洗顔後しっかり乾いてから化粧水をつけ、乾いてから乳液をつけている!
☞乾燥を待つ必要はないです。特に、入浴後は肌があたたまっており、一気に温度が下がり水分が蒸発していきます。乾燥も進み化粧水も揮発してしまうので、馴染んだら早めに乳液、クリームなどの油分が多いものでフタをした方が良いです。
洗顔後しっかり乾かしてから化粧水をつけてた!その方が浸透している感じがしてたけど、今日から気をつけてみるね!
ぜひ試してみてください!みなさんは、どうでしたか?この質問内容は、私が美容師をしている中、実際にいただいたお客様からの質問なのです。意外と知らずにやっていた方も多いのではないでしょうか。
では、次に自分の肌はどれに近いのか観察してみましょう!
【どんな肌になりたい?】4つの肌タイプについて
ニキビがないスベスベの肌になりたいなぁ・・・
カサカサして乾燥が気になる・・・
自分に合うスキンケアを選ぶために、自分の肌をよく観察することと、どんな肌になりたいかを考えてみましょう。私たちの肌は、季節や生活習慣、食生活、ホルモンバランス、ストレスにより日々変化していますので、常に一定ではありません。
おおまかに4つに分類されていますので、詳しくみていきましょう!
タイプ | 特徴 | お肌の変化 | 手入れポイント |
---|---|---|---|
普通肌 | 起きにくい バリア機能があるので刺激に影響を受けにくい | 水分と皮脂のバランスが良い皮脂が少なく、 水分が多い | 新しい化粧品や美容機器を気軽に試しやすい! |
乾燥肌 | と皮脂が少なく、かさつきやすい バリア機能が低め | 目立ちにくい皮脂も水分も少ない | 水分と油分をどちらもバランス良く、補うこと。 |
脂性肌 | が目立ちやすく、毛穴詰まりが多い (ニキビなどの皮脂トラブルが多い) 潤いはあるところ | と皮脂が多く、ベタつきやすい皮脂も水分も多い | 引き締め効果のある化粧品を使用したり、丁寧に洗顔を行うこと。 |
混合肌 | 崩れている | ゾーンは皮脂の分泌が多く、頬は乾燥しやすい皮脂が多く、水分が少ない | Tゾーンには乳液やクリームを少なめに、頬などのUゾーンには乳液やクリームを多めに調節をする。 |
脂性肌は思春期〜20代前半の方に多い傾向にあり、混合肌は20代後半〜30代の方に多くみられます。
このように加齢とともに肌の状態が変わるので、こまめにチェックしてみましょう!
【私の肌ってどうなの?】セルフチェック
ここでは、店頭カウンセリング以外の方法でチェックをできればと思います!
細かい水分量、皮脂量を調べるためには機械で数値を測定する必要がありますので、ぜひ気になる方は1度店頭カウンセリングもオススメです!
水分量をCHECH!
メイクのりが悪く、粉っぽくなってしまう。
肌のキメが細かい。
肌のつっぱりを感じる。
☞当てはまっていると、水分量が少なめです。
皮脂量をCHECH!
ファンデーションが取れていることがある。
頬やおでこにニキビがよくできる。
毛穴が目立ちやすい。
肌のテカリが気になる。
☞当てはまっていると、皮脂量が多いです。
ほとんどの方が混合肌に該当しており、部分的に乾燥していたり、ベタついたりしている方が多い傾向にあります。
セルフチェックをしてみて、改めて自分の肌を見つめなおすきっかけになった!
そうですね!日頃、自分の肌を意識的にチェックすることってなかなかないですもんね!
個人的な話になりますが、私は朝起きた時の肌の様子を観察しています!
乾燥肌ですが、日によってTゾーンのベタつきがあったので、乾燥肌ですがTゾーンの乳液やクリームの塗布料を減らして様子を見ています。
まとめ
今回、化粧品について紹介しましたが、いかがでしたか?
お肌はとても繊細で、肌のタイプに合わせてケアをしていてもストレスやホルモンバランスによって荒れてしまう場合もあります。実はアレルギーが発覚した、という方もいましたので酷くなる前に皮膚科に行ってみるのも方法の一つです。
少しずつにはなりますが、美容に関する記事を投稿しています。
よろしければ、こちらの記事も合わせてご覧ください。
最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました⭐︎